日常〜はじめてのにんしん〜

初めて妊娠した妊娠の日常生活記録

育児は母の命と心を削る

《前置き》

〜〜ネガティブな発言や文言を記すことは、より大きなマイナス要素を生み出すので極力控えていますが、ネガティブな部分だけを一度整理した方が身のためと思い、2017年のうちに吐き出しておこうと思いました〜〜

 

今回のテーマは…

産後の女性の心のトラブル

 

【1ヶ月検診までが辛い】

産後一回もブログ投稿してないじゃん!つまりそういうことだ。忙しい。とにかく毎日時間が足りない忙しい。心が亡くなると書いて忙しい。そう、母は心を亡くしがちなのだ。

 

2017/12/25をもって出産してから3ヶ月が過ぎた。「あっという間に大きくなる」先輩方は皆口を揃えて言う。あっという間だったか?と聞かれればそうだったかもしれない。ただ最初の1ヶ月は正直とんでもなく長く感じた。

 

新生児を外に連れ歩くわけにもいかず、また産後の私の身体は想像以上にガタガタで、少し長い時間立っているだけで足腰がぐらつくレベル。とにかく家の中で毎日が過ぎるのを待っていたように思う。外出を制限されていてとても退屈で、実家に同居している痴呆の祖母も相まってストレスの溜まる生活だった。

1ヶ月検診を終えて外出したり、そもそも夫の待つ家に早く帰りたいと思う日々だった。

 

また、人に我が子はかわいいのか?という問いに何故か妙にイライラした。聞かれればそうだと言う。当たり前だ、聞いてくれるな、少なくとも他人の子供よりは確実に自分の子供がかわいいと思う。誰よりもかわいいに決まっている。我が子が一番なのだ。こうして文字にしてみると自分はすごく面倒な性格だ、友達になりたくないそう思った。

 

 

 【ワンオペは辛い】

さて、ここからが今回の本題。

突然だが、私は完璧主義者で負けず嫌いな性格だと改めて気づいた。

なぜそう感じるのか?

最近小さなストレスが積み重なって、頭でわかっていてもうまく発散できずにイライラする事が増えた。と、同時にどうしたら気持ちが落ち着くのかわからないモードになると泣けてきて仕方ない。

 

一人で一日中泣き止まない子供を抱え疲労困憊していると、どんどんソウルジェム(※1)が濁る。最終的に何故泣き止まないのか?という理由などどうでもよくなる。こうなると自分が何に対して泣いているのかもよくわからなくなり、インターネットであれこれ検索し始める。育児ノイローゼという単語がヒットする。

そしてその育児ノイローゼになりやすい性格の特徴にぴたりと当てはまるのだ。

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(チェックつきすぎ笑、ただし唯一いつだって我が子はかわいい)

 

 

夫に冗談で「いつか育児なんてもう出来ない…と投げ出したくなる日が来るかもしれない」と言った事がある。

その時夫は「◯◯(名前)に限ってそれはないでしょ笑」と言い笑っていた。

なぜか最近その会話を一々思い出して、なんで私が大丈夫だって言い切れるんだ!と悲しくなる。私こそ育児ノイローゼになりやすいじゃないか!!

 

果たして私は育児ノイローゼなんだろうか?

そんな事を考えていると、これは産後鬱なんじゃないか?いつか育児放棄してしまうんじゃないか?などとマイナス思考でいっぱいになり、これはいかん…!気分転換せねば!と、毎日のようにミスドへ通ってドーナツを食べ、なんとか自分を落ち着かせている。食べる事ぐらいでしか気分を紛らわす事が出来なくなってきた。(元から)

 

 

ここまで書いて、これだと夫が何もしてくれてない様な書き方になっているが、色々手伝ってくれて助かっているのは事実。

今日は何もできなかったと私が言っても、大変な時は何もしなくていいと言ってくれるが、私にとって手を抜くという事がストレスになるので我ながら不便な性格だなと思う。

 

 

【解決策はあるのか?】

店員「レシートはご利用になりますか?」

私「はい」

 

今日はこれしか「会話」してない。

気づけばそんな日がざらである。

息子とのコミュニケーションは「会話」ではないからだ。

 

息子「はうあー」

私「はうあーママだよーおはよーあうー」

息子「あぶー」

私「ママだよ〜」

 

これは会話ではない。

(決して楽しくないわけではない、息子とコミュニケーションをとるのはむしろ楽しい)

 

そもそもこうして家の中に一人(二人)でいる事が私を負のオーラでいっぱいにするに違いない。夫がいない時間は生後3ヶ月の息子と二人きり。そうだ…私…人と…会話したい…。突然そう思った。

 

たとえば、マクドナルドとモスバーガー、一生片方しか食べられないとしたらどっちを選ぶ?私はモスかな〜?やっぱり美味しいものがいいもん!でもマックのナゲットも捨てがたいよなぁ…けどモスの…などと、単語と接続詞を巧みに使い回し、人と会話のキャッチボールをしたいのだ。

 

 

スマートフォンなどという文明の利器を手にしていながら地元のコミュニティサイトすら見ていなかった。すぐ検索した。ママ友を作ろう。そう思った。すぐ連絡先を交換した同い年のママ友と年明けにベビーマッサージに参加することにした。心が弾んだ

 

そのママ友に教えてもらった。

 地域の子育て支援センターがあることを今更知った。来年から通ってみよう。心が弾んだ

 

来年は人とたくさん会話できそうだ。

いい年にしよう。

そうだ、戌年だ。

ついに翌年は年女、現実逃避の準備をしよう。

 

【終わりに】

ここまで記してきたことが毎日なわけではなくたまにやってくる。多分ディメンター(※2)に襲われているんだと思う。

閉心術を身につけねば。ヴォルデモートは己の弱い心につけ入る。そうだ強くなるんだ…!

 

まぁ無理ですね。

そんな簡単に強い心が持てたら誰も苦労しない。皆弱いのだ。

母は強い。ただし最初から強いわけではない。特に生まれたばかりの子、自分がいないと起き上がる事すら出来ない小さな子を持つ母は、色々な不安と共に毎日を生きていて、いつだって折れそうな心を何度も何度も当て木をして折れないように生きているんだと思う。徐々に強くなっていくんだと思う。

 

折れそうな心を奮い立たせてくれるのは、いつだって我が子の笑顔だ。

明日もがんばろう。

あと、肩の力を抜こう。

そう思った年末でした。

来年もよろしくお願いします。

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※1 ソウルジェムとは魔法少女まどか☆マギカに登場するアイテムの一つ。魔力の源。魂の宝石。

※2 吸魂鬼あるいはディメンターとは、非存在の闇の生物であり、世界で最もおぞましい生き物とされている。 吸魂鬼は人間の幸福を餌にし、近くにいる人に絶望と憂鬱をもたらす。